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修士課程

海洋生物工学:応用微生物学:小林

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目的

応用微生物学の基礎知識を身につける。同時に、微生物取り扱いや代謝物の分析に関する基本操作について学習する。

インターンシップ実施時期および期間

10月下旬〜11月上旬、10〜14日程度
(スケジュールについては、ある程度の配慮をします。)

実施の案内

2号館および6号館1階掲示板に掲示します。

担当教員連絡先

小林 武志

実験概要

下記に準じ、プログラム「有用微生物の分離と機能解析」を行なう。実験は大きく2つの内容に分かれる。
  1. 有用微生物の分離
  2. 有用微生物を含む製品や環境等より、各種の選択培地を用いて微生物を分離する。特に乳酸菌、酵母を主たる対象として操作を行う。

  3. 微生物の有用機能解析
  4. 代表的な微生物発酵である乳酸発酵とアルコール発酵の解析を行う。分離微生物が産生する乳酸量をHPLC(高速液体クロマトグラフィー)で分析する。また、産生エタノール量についても酵素法により分析する。また、代表的な分離微生物を光学顕微鏡により観察する。これらの結果を検討し、応用微生物学、特に発酵に関する理解も深める。

 

実習スケジュール

担当

1日目

午前:概要説明(今後の予定)

小林

 

午後:講義(微生物の分離法)

 

2日目

午前:有用微生物分離のための培地作製

小林

 

午後:サンプルの処理、菌数測定

 

3日目

午前:培養(観察)

小林

 

午後:培養(観察)

 

4日目

午前:菌数測定結果の観察

小林
  午後:微生物の純粋分離  
5日目 午前:光学顕微鏡による分離微生物の形態観察 小林
  午後:後片付け  
6日目 午前:講義(微生物の代謝産物の分析法) 小林

 

午後:HPLC運転準備、培地作成、分離微生物の接種

 

その他(受け入れに当たっての教員側からの要望等)

受講希望者はあらかじめ、担当教員に相談してください。各自のバックグラウンドや希望内容等に配慮し、より効果的な内容、スケジュールに調整します。