有用微生物を含む製品や環境等より、各種の選択培地を用いて微生物を分離する。特に乳酸菌、酵母を主たる対象として操作を行う。
代表的な微生物発酵である乳酸発酵とアルコール発酵の解析を行う。分離微生物が産生する乳酸量をHPLC(高速液体クロマトグラフィー)で分析する。また、産生エタノール量についても酵素法により分析する。また、代表的な分離微生物を光学顕微鏡により観察する。これらの結果を検討し、応用微生物学、特に発酵に関する理解も深める。
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実習スケジュール |
担当 |
1日目 |
午前:概要説明(今後の予定) |
小林 |
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午後:講義(微生物の分離法) |
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2日目 |
午前:有用微生物分離のための培地作製 |
小林 |
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午後:サンプルの処理、菌数測定 |
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3日目 |
午前:培養(観察) |
小林 |
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午後:培養(観察) |
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4日目 |
午前:菌数測定結果の観察 |
小林 |
午後:微生物の純粋分離 | ||
5日目 | 午前:光学顕微鏡による分離微生物の形態観察 | 小林 |
午後:後片付け | ||
6日目 | 午前:講義(微生物の代謝産物の分析法) | 小林 |
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午後:HPLC運転準備、培地作成、分離微生物の接種 |