研究テーマ |
 |
(a) |
大気腐食モニタによる環境腐食性の検討 |
|
説明: |
大気中で金属表面生ずる水膜による腐食を大気腐食というが,これを本実験室で作製したACM型腐食センサ(大気腐食モニタ)を用いて定量的に評価する。 |
 |
 |
(b) |
Zn基板,Al基板 ACM型腐食センサの開発と適用性 |
|
説明: |
ACM型腐食センサはFeを基板としているが,これを長寿命化することを目的にZn基板,Al基板を検討し,その適用性を調べる。 |
 |
 |
(c) |
ACM型腐食センサの小型化に関する開発研究 |
|
説明: |
ACM型腐食センサは60mm×60mm×0.8mmという板状のため平坦部には取り付けが容易である。しかし,機器の内部など,さらなる小型化を要求されている。センサの小型化には感度,加工精度の問題がより重要となるため,これに対して技術開発を行う。 |
 |
 |
(d) |
エアブラシ噴霧による大気腐食加速試験法の開発 |
|
説明: |
大気腐食を実験室で再現し,加速試験法を開発する一環として,エアブラシを用いた海塩粒子定量付着装置を開発している(特許出願中)。これのさらなる改良とJIS推奨試験片への対応実用化をめざす。 |
 |
 |
(e) |
耐食性金属材料の腐食損傷に関する研究 |
|
説明: |
ステンレス鋼の大気中における錆び発生条件を検討するため,ライブカメラの映像情報と気象観測データから考察を行う。 |
 |
 |
(f) |
金属材料の環境脆化に関する研究 |
|
説明: |
天然海水中における鋼材の腐食疲労き裂成長挙動におよぼす種々の力学的因子,環境因子の影響について研究を行っている。 |