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(大学院専任講座・海洋科学技術センターのと連携講座)
海洋探査・利用工学では,今,我々の住む地球を知り,グローバルな視点で我々の今後を考えます.世界をリードするビッグプロジェクトの推進役である日本海洋科学技術センターの技術開発部門を中核として,海中・海底の探査および作業のためのロボットやシステム技術,音響による海中探査や太平洋全体のような大域的環境測定技術,および浮体による波力発電,潮力発電,空港や洋上工場などの海洋利用技術に関する研究分野における,実プロジェクトを通しての教育研究を行います.
本分野では,海中の生物や資源の探査・海中作業などのための有人・無人潜水探査船の開発,海中物体や海中環境の音響を用いた調査技術の開発やメガフロートや波力発電のような構造物による海洋利用技術について研究します.日本海洋科学技術センターで稼動あるいは開発中の実機や実システムを通して,理論を具体化する上での課題を知り,その解決法を学びます.
21世紀技術の中核分野として位置付けられる海洋について知り,利用を考えることは,あらゆる技術に通じるもので,地球全体の繁栄の鍵となるものです.また,世界をリードする日本の最先端技術に触れ,世界と競い合うプロジェクトに参画できます.
■担当教員
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授業科目名(実験・特別演習・特別研究を除く) |
授業担当教員名 |
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水中探査機器工学 |
石橋 正二郎 |
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水中音響工学 |
土屋 利雄 |
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浮体利用工学 |
大澤 弘敬 |
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