動力システム工学では,ディーゼル,タービンおよび燃料電池等の動力源についての環境保全および省エネルギー技術の開発を行うとともに,それらに必要な電気・機械設備を含めたシステム全体および利用技術についての総合研究を行います.これらは海洋だけではなく,陸上や宇宙の分散エネルギーシステムとしても今後ますます重要になると考えられます.また,実学ベースの研究を通して,高度メインテナンス技術を併せ持った即戦力となる専門技術者を養成します.
船舶や海上プラントにおいて使用されているターボ動力,内燃機関,電気動力など,種々のエネルギーシステムについて,より環境に優しい高性能のシステム開発を目指すとともに,燃料電池などの新技術による新しいエネルギーシステムを開発しています.本学には他大学にない大型実機設備が揃っており,それらの設備を使用した実習等を通して,パワープラントエンジニアとしてのセンスを磨き,技術を学びます.
各種のパワープラントを通して,システム化技術について学ぶだけでなく,現在,最も必要とされる危機管理や環境に対するセンスも身に付けることができます.
■担当教員
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授業科目名(実験・特別演習・特別研究を除く) |
授業担当教員名 |
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蒸気動力工学 |
刑部 真弘 |
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蒸気動力システム工学 |
堀木 幸代 |
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内燃機関環境工学 |
(未定) |
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内燃機関システム工学 |
塚本 達郎 |
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空気調和・冷凍工学 |
小嶋 満夫 |
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環境設備工学 |
國吉 直 |
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電力変換工学 |
木船 弘康 |
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動力エネルギー工学 |
波津久 達也、井原 智則 |
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