MARINE AI海洋AIコンソーシアム
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海洋AIコンソーシアムとは
本コンソーシアムは、Society5.0 社会の中核となるAI(Artificial Intelligence)に関する海洋AI開発評価センター(東京海洋大学越中島キャンパス内 以下「センター」という。)の事業を学外センターの事業を通じて、広く海洋各分野を中心とした諸団体が海洋に関する幅広い領域の学術的基盤による教育研究及びIoT 技術に関する知見、ノウハウや資源を提供・活用することにより連携協力し、今後の海洋分野における課題解決、新産業の創出や人材の育成などの社会的要請への対応へ貢献することを目的とします。
当面のミッションとしては、センターの「卓越大学院プログラム」事業による海洋の様々な領域におけるIT 技術の実装を先導する人材育成のための教育プログラム(「海洋産業AIプロフェッショナル育成卓越大学院プログラム」)の成果が、将来着実に実効性をもって社会還元されることを掲げ、その取組段階から連携協力し、「海洋分野におけるAIの社会実装化」の進展へと確実に結びつけていくことを目指しています。
具体的な活動内容
- センターの行う卓越大学院プログラム、その他の海洋AIに関する教育及び研修に関する支援
- センターの行う海洋AIに関する学術研究の推進に関する支援
- その他、本会の目的を達成するために必要な活動
支援内容
- 授業担当科目教員委嘱
- ゲスト講師委嘱
- 研究指導
- インターンシップ、レジデントシップ受入
- 就職相談等
- 設備提供
- データ提供
- シンポジウム、ワークショップ開催
等のうち、いずれか
連携機関
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国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)
地球シミュレータJAMSTECの強みは、地球環境や資源、地震など、海洋を中心として地球科学全般に関する幅広いデータを有し、かつ、幅広い人材が一つところに集まっている点です。AIコンソーシアムへ参画し、学生の自由な発想に基づく新しい研究開発、あるいはそのような能力を鍛えることに貢献するとともに、新たに運用を開始した「地球シミュレータ」などを使い、ビッグデータやシミュレーションなどを取り扱える人材の育成にもつなげたいと考えています。
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国立研究開発法人水産研究・教育機構
我が国の漁業・水産業の発展のためには、ICTを活用した迅速な漁獲物情報・操業情報・漁場環境情報の収集体制の強化や多種多様な情報のビックデータとしての活用等が必要とされております。当機構もこれらの研究を担う人材の育成が必要と考えておりますので、本プログラムには非常に高い期待をもっております。
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国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所
上図は、災害時における輸送シミュレーションの実行画面例(丸いシンボルは避難所、積み重なった丸いシンボルの高さは荷受量を表す。)で、新たなAI開発にも繋がる膨大なデータを出力します。第3次AIブームにより、人工知能に係る基礎、応用研究が活発に行われていますが、第2次ブームとの違いの1つは、学習システムを積極的に採用している点にあります。
学習システムは大量のデータをもとに学習する必要がありますが、そのデータは、IoT(Internet of Things)やシミュレーション等を通じて、収集する必要があります。すなわち、現代の人工知能の社会実装を考えるには、単一の研究テーマを深く掘り下げる取り組みだけでなく、様々な要素で構成されるシステムとして捉える必要があり、卓越大学院プログラムでは、そのようなシステム構築に精通した人材の育成を期待します。
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いであ株式会社
今はまさに社会の変革が必要な時期にあり、ビジネスの現場においてもイノベーションを創出する柔軟な発想力が求められています。
本プログラムは「デジタル技術」を駆使し、海事・水産の新しい未来を切り開くことを目指すものです。多種多様なビックデータが示す科学的な意味を理解し、海洋の課題解決のため情報連携技術を駆使できる人材を育成することは急務です。
本プログラムが担う次世代の人材輩出を推進するため、私たちも連携していければ幸いです。
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BEMAC株式会社
弊社は、1946年創業の一般商船向け配電盤・監視盤のメーカーで、設計から生産、据付、電気ぎ装工事、アフターサービスまで手掛けています。「止まらない船」というコンセプトを掲げ、機器の遠隔監視、予防保全、トラブル回避、将来的には自律運航の実現という大きな夢に向かって、船舶データの利活用について研究しています。本コンソーシアムでは、舶用工業という立場から海事業界でのデータの利活用の発展に貢献できるよう努めます。
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NPO法人マリン・テクノロジスト
私たちは、e-Navi Plan(いいなびぷらん)などの環境に優しく経済的な運航支援サービスを、情報技術、ビッグデータ、IoTを活用することで提供しています。これにより、船舶管理の合理化、海事関連のビジネスモデルの革新、社会の持続的発展に貢献しています。これら情報技術に関し、十分な知識と活用、イノベーションを創出できる創造的な人材の育成が求められています。私たちは、実践的なデータの提供を通じて卓越大学院と連携し、この夢が実現することを信じています。
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Technical University of Denmark
Addressing the challenges of Industry 4.0 is a major focus area for DTU Mechanical Engineering, and our efforts cover many different research fields. DTU Mechanical Engineering is therefore happy to contribute to and collaborate in the Doctoral Program for World-leading Innovative & Smart Education in which efforts, experience, and expertise from the Section of Fluid Mechanics, Coastal and Maritime Engineering will be shared. Due to the complex interaction between weather, sea, and structure, highly skilled individuals are required to ensure a sustainable and safe maritime future where the use of Big Data and AI is fundamental; and DTU Mechanical Engineering is proud to help educating such individuals.
協力機関一覧
株式会社イノカ |
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一般財団法人 日本気象協会 |
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株式会社ニッスイ |
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マルハニチロ株式会社 |
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古野電気株式会社 |
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日本無線株式会社 |
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株式会社MTI |
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株式会社ザブーン |
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株式会社三井造船昭島研究所 |