ACTIVITY活動報告
国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)
インターンシップ終了報告(海洋管理政策学専攻 三露)
2026.03.16
2025年11月17日から2026年1月30日までの間、延べ13日間にわたり、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)横浜研究所でのインターンシップに参加しました。
インターンシップでは、マサバ回遊モデルの改良に取り組みました。特に、これまで困難であった日向灘への来遊の再現を目標として南下回遊モデルの改良を進めました。モデル構造やパラメータを調整しながら複数のシナリオでシミュレーションを実施した結果、下図に示す回遊軌跡を得ました。なお、本シミュレーションではJAMSTECの大規模高性能計算基盤を利用させていただき、大変貴重な経験となりました。
本インターンシップを通じて、個体ベースモデル(個体群を粒子として表現し、行動や海洋環境への応答を記述するモデル)への理解を深めるとともに、Fortranによるモデル実装や、サーバー環境における基本的なコマンド操作についても学ぶことができました。さらに、シミュレーション結果から得られた日向灘への来遊粒子数の経年変動は、宮崎県における過去のマサバ漁獲量の推移と良好に対応しており、本成果は「海洋生物シンポジウム2026」にて発表を予定しています。
今回得られた知見と経験を今後の研究に活かし、回遊動態を考慮した資源モデリングの発展に貢献していきたいと考えております。この場をお借りしまして、インターンシップを受け入れてくださったJAMSTECの皆さまに心より感謝申し上げます。
海洋管理政策学専攻M1 三露蓮太郎