ACTIVITY活動報告
国立研究開発法人水産研究・教育機構 水産資源研究所インターンシップ終了報告(海洋管理政策学専攻 三露)
2025年9月16日から10月28日の間、延べ9日間にわたり、水産資源研究所 水産資源研究センター 漁業情報解析部 資源解析グループでのインターンシップに参加しました。主な活動は、水産資源評価モデルである SAM(State-space Assessment Model)および WHAM(Woods Hole Assessment Model)に関する勉強会への参加です。本勉強会は、両モデルの構造理解から実装の流れまでを実際に体験することを目的として実施されました。
私は勉強会の中で WHAM の紹介を担当し、公式 GitHub リポジトリ(https://github.com/timjmiller/wham)およびドキュメントサイト(https://timjmiller.github.io/wham/)をもとに、入力データの構造、モデル設定、推定結果の可視化などをスライドと実演形式で解説しました。準備の過程で、公式サンプルコード13例のうち9例にエラーを確認したため、修正を行い、全例の動作を検証しました。修正したコードは GitHub 上でプルリクエストとしてレポジトリオーナーに提出し、公式リポジトリの改善に貢献するという貴重な経験となりました。勉強会では、理論と実装の両面から活発な議論が交わされ、非常に学びの多い刺激的な時間となりました。
インターン期間中は、資源解析グループの皆さまをはじめ、水産資源研究所の皆さまに温かく迎えていただきました。今回得た知見を今後の研究に生かし、水産資源評価や資源管理の発展に貢献できるよう、引き続き研究に邁進してまいります。この場をお借りしまして、インターンシップを受け入れてくださった水産資源研究所の皆さまに心より感謝申し上げます。
(WHAMのGitHubリポジトリに掲載されているサンプルコードを実行すると
得られる結果の一部:年齢別の選択率)

(WHAMのGitHub リポジトリに掲載されているサンプルコードを実行すると
得られる結果の一部:漁獲圧(F)、加入量(Recruitment)、産卵資源量(SSB))

海洋管理政策学専攻M1 三露蓮太郎