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デンマーク工科大学(DTU) 海外インターンシップ終了報告 (海運ロジスティクス専攻 岩瀬)

2024.04.22

 私は、2024年1月8日から2024年3月20日まで、Section of Fluid Mechanics, Coastal and Maritime Engineering, Department of Civil and Mechanical Engineering, Technical University of Denmark (DTU)でのインターンシップに参加しました。DTUのProf. Ulrik Dam Nielsenに招かれ、彼の研究分野の一つである船舶運動による海況推定と私の研究分野であるAI(機械学習)の応用に関する共同研究を行いました。

 インターンシップでは、機械学習に焦点を当て、Prof. Ulrikが提供してくれた知識とシミュレーションデータをもとに、機械学習を応用して船の動きから波のスペクトルを予測しました。最終的に、私たちの研究は論文化され、私もその論文に参加しました。日本に帰ってからも、我々はオンラインでさらに研究を続けています。私は2人の同僚と一緒に、異なるアプローチで同じ問題に取り組み、特にProf. Ulrikとの毎週のミーティングで問題について議論しました。さらに、流体力学のセクションで2週間に1度開催されるランチタイムセミナーに参加し、最終的にはそこでDTUで行ってきたことのプレゼンテーションを行い、卓越プログラムについても紹介しました。

 DTUでの研究環境は快適で、特にプロの研究者と一緒に研究をすることで、研究スキルが格段に向上したと感じています。デンマークの生活も素敵でした。私はホストファミリーやDTUの学生とシェアハウスに住んでいました。同僚とデンマークのコペンハーゲンやヒレロド、スウェーデンのヘルシンボリやマルメなどにも行きました。最後に、Prof. Ulrikに招待して頂き心から感謝申し上げます。この機会は、Prof. Ulrikのサポートによって、私にとって貴重な経験となりました。また、竹縄先生、木野先生、卓越プログラム推進事務室の方々をはじめ、このインターンシップをサポートしてくださったすべての方々に、特に金銭的な面でも深く感謝いたします。

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DTU キャンパス

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共同研究者

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DTU 研究室

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デンマーク市内

海運ロジスティクス専攻M2 岩瀬一馬