REPORT留学生リポート
ショートタームプログラム(STP)
STP体験記(上海海洋大学 R6.7-8)
2025.03.06
大学院 海洋資源環境学専攻 修士1年 S.A.
STP応募の理由
私がSTPに応募した理由は3つあります。一つは最後に国外に出たのは高校生の時で、コロナ前後の変化が気になったこと。二つ目は中国に一度も行ったことがなかったこと。三つ目は他国の人たちと交流を持ってみたかったことです。
オンライン講義について
OQEANOUS Plusに参加している各大学から様々な分野の教授から講義を受けることができました。改めて海洋科学という学問の幅広さを思い知らされました。特に栄養学や化学的処理については何もわかっていなかったので勉強になりました。
上海海洋大学での対面プログラム(フィールドトリップ)について
食べ物がものすごくおいしかったです。飲み物類も日本と比べても安いので飲料については特に心配はありませんでした。上海海洋大学の学生による現地案内もとてもわかりやすかったです。酒場やお土産屋さんを教えてもらったのは思い出です。普通に行くだけだと入れないような施設の中に入れたのは貴重な体験だったと思いました。
他大学からの学生との交流について
今回は日中韓に加えてタイとマレーシアからも学生が来ていて、文化交流を行うことができて楽しかったです。特筆すべきはルームメイトとの交流です。私のルームメイトはマレーシアのマラヤ大学から来た学生だったのですが、お互いの国政、文化活動や歴史について語り合うことができとても有意義でした。この時集まった人たちは英語を外国語として学び、世界中の人たちとコミュニケーションを取るために努力してきたと感じました。お互いに思い浮かばない単語があったときも、助け合いながら相手に意味が伝わるように言葉を咀嚼してから伝えるというのはなかなかできない経験で、これこそが良いコミュニケーションの形だなと思いました。
参加した後で意識が変わったこと
どのような国の人であれ歩み寄り、力を合わせることはできるということがわかりました。"どこの"人だから"何の"人だからといって変に壁を作ったり偏見を持ったりする必要はないと思いました。