INTRODUCTION概要

日中韓の大学連携による
海洋分野の国際的実践教育コンソーシアム関係図.png

東京海洋大学では、上海海洋大学(中国)、韓国海洋大学校(韓国)との協議により、「OQEANOUS プログラム」として日中韓における単位互換制度「日中韓版エラスムス」を構築しました。これはヨーロッパで実施されているボローニャ・プロセスに準拠した教育の質保証を達成し、海洋分野における国際的な高度専門職業人を養成することを目的とした取り組みです。そして令和3年度より、「OQEANOUSプログラム」は、新たにASEAN諸国から4つの大学を迎えて、「OQEANOUS Plus プログラム」として国際的実践教育の更なる拡充を進めています。

本プログラムの名称であるOQEANOUS(オケアヌス)は、ギリシャ神話に登場する海神(OCEANUS)に由来します。

プログラムの目的

日本、韓国、中国、ASEAN諸国の学生とともに学ぶ「真の国際人」を育成するために

  • 日本、中国、韓国、ASEAN諸国からの留学生とともに学ぶ。
  • 言葉の壁を乗り越え、自国と他国の考え方を理解する。
  • 限りある資源の保護や持続可能な有効利用など、海洋に関わる問題の解決に取り組む。
  • 産官学の領域で、国境を越えてリーダーシップを発揮する。

限られた環境下での問題解決につながる理論や新技術を、他者や他分野と連携してチームで開発できる人材を育成します。

プログラムの特色

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海洋分野でグローバルに活躍できる専門知識

日本・中国・韓国・タイ・マレーシア・インドネシアの各コンソーシアム校で授業科目を履修することにより、内容の比較や思考方法の文化的、社会的背景を含めてグローバルな視点を持ち、問題解決に至る理論構築や新技術の開発に向けた様々な「知識」を統合する高い学術性を身につけます。

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世界で行われている授業や研究を体験

1ヵ月から1年を通して、海外の大学院授業科目を履修し、インターンシップや研究を現地で行うことで大学院での研究だけでなく、グローバルなコミュニケーション能力から専門性が高く幅広い話題や課題に対応できるスキルをのばすことができます。

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2つの大学で学位を取得

派遣先国に1年以上滞在し、本学及び派遣先大学で論文研究を行い、本学及び派遣先大学での学位取得(ダブル・ディグリー)を目指します。ダブルディグリープログラムには修士(博士前期課程)と博士(博士後期課程)があります。

サポート体制

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無料の派遣前語学研修

派遣先大学で開講する中国語入門、韓国語入門講座などの語学授業を事前にオンラインで履修することが可能です。

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奨学金制度等による留学経費のサポートが充実

奨学金制度等の利用により、派遣学生への負担が軽減されます。

  • 派遣先大学での授業料は無料
  • 滞在中の宿舎は派遣先大学にて準備
  • 航空券は大学が支給
  • 毎月現地生活費に充てる奨学金サポート
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事務局による手厚いサポート

留学手続き全般を事務局コーディネーターがサポートします。

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24時間の危機管理体制

東京海洋大学では、留学に出る学生とそのご家族などを対象とした包括的危機管理システムJTASに加入しています。留学先でちょっとした問題や困りごと、健康面での相談に日常の問題を日本人で英語が堪能なオペレーターや、健康面では看護士以上の資格を持つ医療従事者が現地で24時間365日対応。
さらに急を要する事件・事故に巻き込まれた場合には直ちに本学と連携を取りながら対応をとる体制を構築しています。(学生・渡航者向け情報)

外部評価等

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ECTSラベル校による外部評価等の実施

本プログラムの構築は、ECTSラベル校の協力により実施されています。

2016年2月 エーゲ大学との意見交換を実施
2019年3月 ノード大学による外部評価の実施
評価結果(External Examiner Report 2019)
2020年2月 エーゲ大学による外部評価の実施
評価結果(External Examiner Report 2020)
2021年3月 OQEANOUSプログラム改善に向けた修了後調査の結果
2023年7月 ノード大学による外部評価の実施
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