REPORT留学生リポート

ショートタームプログラム(STP)

OQEANOUS Plus-STP 体験記(韓国海洋大学校/東京海洋大学 R5.7-R5.8)

2024.02.14

海洋資源環境学部海洋環境科学科4年 R. O.


私は2023年7月29日から8月6日までの2週間、OQEANOUS Plusプログラム内のSTPという形での短期留学に参加させていただきました。この体験記が参加を検討している方の背中を押してくれることを信じています。

【参加への動機】
        私がこのプログラムに参加した理由は海外での生活や日本との文化の違いを肌で感じたかったからです。私はこれまで日本と近い距離に位置するアジアの国に訪れたことがなかったので、またとない機会だと思い参加を決意しました。。

【研修の内容】
        日程は大まかに最初の1週間を韓国で、次の1週間を日本国内で過ごしました。
韓国では韓国海洋大に赴き、研究室や練習船の見学を行いました。やはり韓国は日本と距離的に近いこともあり、随所に共通点が見られました。また、現地の博物館も見学させていただきました。ここでは、韓国の郷土や風土に関する資料を見学し、現地の考え方や文化の出来上がり方を学ぶことができました。現地の学生との文化交流をする時間もあり、観光地巡りなどもすることができました。特に現地で食べたサムギョプサルなどの韓国料理はとてもおいしかったです。

   日本に戻ってきてからはタイ、マレーシア、中国の方も合流し、静岡県にある、いであ株式会社様の環境創造研究所と山梨県の東京海洋大学大泉ステーションの見学を行いました。いであ株式会社様の施設では普段我々が目にすることのできないような最新の設備を見学し、実際に普段の業務についての体験活動を行いました。大泉ステーションは山の奥にあるひっそりとした設備でしたが、研究の内容は最先端を行くもので極めて興味深かったです。その後、東京に戻ってきてからは品川・越中島両キャンパスについても見学を行いました。日本では私たちが彼らを案内し、観光地を巡りました。日本の文化に対する海外の方々の反応は普段見ることはできず、我々にとっても貴重な体験となりました。

【言語について】
        本プログラムは海外渡航前に、各国の教授からの研究紹介講座がオンラインにて開講されます。これをきちんと理解するためには英語の実力は相応に必要になるかと思います。一方、OQEANOUS Plusプログラムはアジア圏の国々で開催される特性上、英語がネイティブな方は少なく、お互いが歩み寄ってコミュニケーションすることができればオンラインでの講義も現地での会話もスムーズにいくと思います。もちろん、英語がきちんと使えるに越したことはありません。というのも、やはり海外の方のほうがネイティブでなくても英語が話せる方が多いからです。

【さいごに】
       STPプログラムはわずか2週間程度しかない短いプログラムです。加えて、国や大学、企業などの協力の元、学生は航空券や宿の費用を負担せずにプログラムに参加することができます。大学のコーディネーターの方の支援も厚く、初めて海外に行ってみたい方でも安心して参加できると思います。

   この度はこのような素晴らしいプログラムに参加する機会をくださりありがとうございました。 本プログラムで学んだことを活かし、日々の研究活動にフィードバックさせていきたい所存です。

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