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お知らせ

2009年6月29日    
食品流通安全管理ケース演習T(7月11日開始)の受講生へお知らせ


 食品流通安全管理専攻の学生、および、他専攻の学生で「広域コース」を選択する学生で、
ケース演習Tを履修する者は、下記の指示に従うこと。

<食品流通安全管理ケース演習T>
 担当:小川美香子
組織における情報管理の課題や解決策、情報の価値を引き出すための戦略について検討する。


7月11日(土) 10:00-17:00

午前・午後とも、グループ討議→クラス討議の順で、授業を進めます。
問いの回答を、それぞれA4、1枚以内に簡単にまとめてくること。(提出用と自分用に、2枚持参すること)

<午前の部 10:00-13:00>
事前に以下のケースを読み、問いに対する考えをまとめてくること。

ケース: 「石井食品株式会社」 (3ファイルあります→ ishii1ishii2ishii3)を
      授業当日に印刷して持参すること。
問い:  (1)消費者への情報開示に取り組む目的や、メリットはなにか。
      (2)情報開示しようとしたときに、阻害要因や課題になることがあるとすれば、それはなにか。
      (3)(2)であげたことに、どのように対処すればよいか。

<午後の部 14:00-17:00>
事前に以下のケースを読み、問いに対する考えをまとめてくること。

ケース: 「コープさっぽろ」 (http://case.sfc.keio.ac.jp/index.php?id=41 よりダウンロードし、
      授業当日に印刷して持参すること)
問い:  (1)コープさっぽろが食品メーカーとPOS情報を共有した目的、背景、効果を分析しなさい。
      (2)食品メーカー側ではどんな対応が必要になったと考えられるか。


7月25日(土) 10:00-17:00

<第一部> 10:00-12:00

日本生活協同組合連合会 白井正明氏がゲストです。ご講演&ディスカッションを
行います。冷凍餃子事件について、各自、事前調査し、白井氏への質問事項および他の
受講生と議論してみたい論点についてまとめてきてください。メモ書き程度で結構です。

講演タイトル: 「冷凍ギョーザ事故を受けて、 日本生協連が目指すこと。(仮)」

1.冷凍ギーザ事故の経過と対応の問題点
2.第3者検証委員会からの提言概要とその取り組み
3.コープ商品の品質保証体系の再構築に向けた「基本的な考え方」 
4.コープ商品の品質保証体系の再構築計画・概要
5.コープ商品の品質保証情報システム全体概要
6.新・仕様情報管理システム構築のためのグランドデザイン
7.コープ商品Web公開システム全体概要
8.流通業界の効率化に向けての商品情報標準化の取り組み

<第二部> 13:00 -17:00

大手食品メーカーが引き起こした食中毒事件におけるマスコミ対応と、
組織の情報管理体制について検討します。
事前にケース「雪印乳業株式会社A」を読み、以下の問いに対する考えをA4、1枚以内に
まとめてくること。なお、ケースはA、B、Cの3つを印刷して、当日持参してください。
(B、Cは事前に読んでこないこと)

 ケース: 「雪印乳業株式会社A」(PDFファイル 411KB)
 問い: 「あなたは株主総会で札幌に来ている幹部です。大阪から、自社の低脂肪乳が原因と
      思われる食中毒症状が7件あるとの電話が入ってきました。食品メーカーとして、
      どのような対応をしますか。」

 ケース: 「雪印乳業株式会社B」(PDFファイル 282KB)
 ケース: 「雪印乳業株式会社C」(PDFファイル 198KB)


レポート課題

授業で扱った企業、もしくは、食品に関連する事業を営む任意の組織を選び、当該
「組織における情報管理の課題や解決策、情報の価値を引き出すための戦略について」
レポートにまとめなさい。レポートは4500字以内Microsoft wordで作成し、メール
添付で 8月31日(月)17:00 までに小川美香子(mogawa@kaiyodai.ac.jp)あてに送付
すること。

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