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授業内容

導入・基礎教養

自己開発プラン(入学直後に集中して立案する)

2年間の修士課程で何を学び、どのようなスキルを身につけるのかという目標を明確にし、それを実現するために本専攻の授業科目をどのように活用するかという観点から自分の2年間のカリキュラムを専任のコースディレクターと相談しながら設計する。

疫学

ある要因と疾病あるいは健康との関係を推定するための手段、結論の妥当性評価などを紹介する。
・疫学の概略
・原因の推定
・調査方法
・食中毒の基本
・食中毒の事例 など

情報技術論 (IT論)

情報技術(ICT:Information Communication Technology)が組織や社会経済に及ぼす影響についての理解を深める。
1.経営情報学の基礎知識を学ぶ。
2.ICTの技術的側面、経済的側面、社 会的側面について検討する。
3.ICTを活用してヒューマンエラーの防止に成功した食品製造現場の事例を学ぶ。

統計的意思決定論

食品中の有害物質の消費者に与える健康への影響(リスク)を最小化することは社会的に必要である。有害物質の含有率がある基準値以下にするため、行政など の管理者は1)工場で使用できる原材料の種類を規制する(入力規制)、2)出荷された製品の検査を行い合格品だけを出荷する(出力規制)、などの行動の選 択肢が考えられる。このうち、コストが少なくかつリスクが小さいと期待される行動はいずれかを統計的に推論することは重要である。この講義では、2項分布 という最も簡単な確率分布を用いて、統計的意思決定を行なう方法の理解をめざす。

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