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【受賞・表彰】惟村晴太郎さん(修士2年)が『第21回「資源・素材・環境」技術と研究の交流会』において優秀ポスター賞を受賞しました

NEWS2024.09.13

 令和6年8月8日に、千葉工業大学 津田沼キャンパスで第21回「資源・素材・環境」技術と研究の交流会(主催:資源・素材学会関東支部)が行われました。
交流会では50件の学生発表が行われ、優秀ポスター賞5件のうちに本プログラム生の惟村晴太郎さん(海洋科学技術研究科 海洋資源環境学専攻 博士前期課程 2年)が選ばれました。
受賞者は9月に秋田大学で実施される資源・素材学会に招待され、研究成果を発表することになっています。

【受賞者】
 惟村晴太郎(大学院海洋科学技術研究科 海洋資源環境学専攻 博士前期課程2年)

【発表タイトル】
 海洋性細菌によるセメント系材料の保護メカニズムの解明

【研究内容】
 近年、我が国における広大な管轄海域を利用した様々な深海インフラの構築が計画されており、これらの実現に向けた建築材料の開発が求められている。浅海域における既往の研究では、セメント系材料の表面に海洋性細菌がバイオフィルムを形成することで建築材料の劣化因子となる塩化物イオンなどの浸透を抑制し、耐久性を向上させる可能性が示されている。このような微生物機能(バイオフィルム形成)を深海環境においても利用・制御することができれば、セメント系材料の耐久性向上に活用できるかもしれない。本発表では海洋性細菌が産生するバイオフィルムに着目し、セメント系材料の保護メカニズムを解明するためのアプローチについて提案した。

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<関連リンク>
資源・素材学会 関東支部