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【開催案内】第9回 海洋AI学生勉強会Plus (2023.2.22)

NEWS2023.02.09

『海洋AI学生勉強会plus』は、本卓越大学院プログラムに関連する学生や産業界・研究機関の方のためのオープンな勉強会です。ご興味のある方は是非ご参加ください。

第9回 2023年222日(水)17:55~19:00
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講演時間:18:00~18:30
講演者:原田明斗氏(東京海洋大学M2)
タイトル:北太平洋における鯨類の種分布モデリングを目的としたWebアプリの開発
アブストラクト:鯨類も含め海洋生物の空間分布や個体数推定に種分布モデル(Species Distribution Model,SDM)が利用される。SDMとは、海面水温などの環境条件と生物種の発見地点記録を関連づけ、調査が行われていない場所の環境条件に基づいて対象種の生息確率や個体数を推定する方法である。鯨類を対象としたSDMでは、入力データの前処理、発見関数の推定、モデル選択および地図表示など階層的かつ複数の異なるプログラム言語を扱う必要があり、結果が得られるまでの工程が複雑になっている。本研究では、SDMがGUIを使用し簡単に実行できるように、上記の作業を包括したWebアプリの開発を目的とした。また、実際にWebアプリを利用し、北太平洋におけるイワシクジラの個体数と空間分布推定を試験的に行い、開発したWebアプリが実行可能かどうかの検証をした。

講演時間:18:30~19:00
講演者:秋山和輝BEMAC株式会社
タイトル:実務で機械学習モデルをシステム化するためのポイント
アブストラクト:弊社では、Pythonで機械学習モデルを作成し、モデルの運用のためにAWSを用いたシステム化を行っています。今回は、私が学生時代に研究として機械学習モデルを作成していた時と、実務において機械学習モデルをシステム化する時の、Pythonコードの書き方の違い、気を付けるべきポイント、個人的に躓いたところなどについてご紹介します。 

開催方法:ZOOM
参加費用:無料

  • 海洋AI学生勉強会Plusの趣旨
    学生の勉強会の場である「海洋AI学生勉強会」の発展形として、試行錯誤段階における気楽な発表および意見交換の場という位置づけは維持しつつ、関連する産業界や研究機関の研究者・開発者の方にもオープンに参加していただき、より活発な交流の機会の場を設けるものです。

  • 参加資格
    海洋産業やAIに関わる学生、エンジニア、研究者であって、積極的に質疑応答に参加する意思のある方。ただし、上記趣旨にあるように、発表が試行錯誤段階のものであるかもしれないことを理解した上で前向きな意見交換が可能であること。

  • 詳細はこちらをご覧ください
    海洋AI学生勉強会Plusサイトhttps://sites.google.com/view/marine-ai-plus/

  • 関連リンク
    掲載ページ(学生支援>学生サポート)
    https://www.g2.kaiyodai.ac.jp/marine-ai/support/