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オケアヌスプラスプログラム STP2025を実施しました

2025.09.19

 2025年7月28日(月)から81日(金)、8月25日(月)から31日(日)にかけて、OQEANOUS Plus(オケアヌスプラス)プログラムのSTP(短期プログラム)2025を実施しました。

 本STPは、本学が推進している海洋分野の国際的実践教育プログラム「OQEANOUS Plusプログラム」(2021年度文部科学省「大学の世界展開力強化事業」採択)の一環として、オンライン講義及び主催国等でのフィールドトリップを組み合わせたハイブリッド型のサマープログラムであり、本学では博士前期課程の研究科共通科目「国際海洋科学技術サマープログラム」として2単位が付与されます。今回は、本学主催、タイのカセサート大学及びチュラロンコン大学共催で実施され、日中韓及びASEANのコンソーシアム全7大学から計35名の学生が参加しました。(本学5名、上海海洋大学(中国)4名、韓国海洋大学校(韓国)5名、カセサート大学(タイ)5名、チュラロンコン大学(タイ)5名、マラヤ大学(マレーシア)6名、IPB大学(インドネシア)5名)。

 今年のプログラムテーマ"Pioneering the future of marine science for our planet"に基づき、まず5日間の英語によるオンライン講義及びオンデマンド講義にて、コンソーシアム7大学の教員から海洋に関連する多様な専門分野(魚類感染症、水産養殖、海洋化学環境学、水中音響学、漁業管理、漁村振興、地震による海洋後退、バイオインフォマティックス、食品微生物学、海洋汚染など)について学びました。その後、各大学の学生はタイに渡航し、カセサート大学及びチュラロンコン大学でステーションや研究室を見学したり、バンコク近郊の汚水処理施設や大規模養殖施設などを訪問したり、タイの文化を体験したりしました。

 最終日には報告会を開き、現地及びオンラインで各大学の教職員が見守る中、7大学の学生から構成される各グループが英語でプログラム中の経験や学びについてプレゼンテーションを行いました。それぞれのグループ独自の視点、興味や関心に基づいたバリエーションに富んだ活発な発表となり、参加者全員に舞田理事より修了証が手渡されました。

 本STPプログラムを通じて参加学生には今後も国境や文化を超えた学生交流を続けていくこと、また、この経験を機にOQEANOUS PlusプログラムのIJP(国際協働教育プログラム)やDDP(共同学位プログラム)といった長期派遣プログラムへの参加を検討するきっかけとなることが期待されます。

20251209_Online_Lec.png  20251209_CUCampusTour.JPG

図1 オンライン講義の様子        図2 チュラロンコン大学でのラボツアーの様子

20251210_Mussel Farm Visit_2.jpg  20251210_Aquarium tour.jpeg

図3 カセサート大学ステーションでの    図4 集合写真
ムール貝養殖見学

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