REPORT留学生リポート

OQEANOUS Summer School 2019(令和元年7月)

STP 2019.09.03

「『日中韓版エラスムス』を基礎とした海洋における国際協働教育プログラム」(通称「OQEANOUS」※)の一環として、令和元年7月9日から21日にかけて、東京海洋大学で第3回OQEANOUS サマースクールが開催され、日中韓の学生合計25名が参加した。本プログラムは、平成28年度文部科学省「大学の世界展開力強化事業」として採択され、東京海洋大学が上海海洋大学(中国)、韓国海洋大学校(韓国)とともに3大学で質の保証を伴った単位互換制度の構築と学生相互派遣の実現を目指して取り組む事業である。

東京海洋大学からは、修士課程の入学を目指す海洋科学部4年生1名、海洋工学部4年生1名及び海洋科学技術研究科博士前期課程学生3名の計5名が参加した。

参加した学生は日本、中国、韓国の混合チームに分かれ、3大学教員による様々な講義を受け、最後にチームプレゼンテーションを行った。東京海洋大学からは12名(岡安章夫教授、大島弥生教授、大迫一史教授、清水悦郎教授、Vesselin Dekov教授、増田光弘准教授、田原淳一郎准教授、渡部大輔准教授、生天目知美准教授、尾張聡子助教、加藤豪司助教、呉海云助教)、韓国海洋大学校からは4名(Prof. Sunghwoan Cho、Prof. Jinsoon Park、Prof. Kideok Do、Assistant Prof. Inho Yang)、上海海洋大学から2名(Prof. Liqun Lyu、Lecturer. Lingqiao Cheng)の教員が講師となり、様々な分野に関する講義が英語で行われた。そのほかにも、総合建設コンサルタントいであ株式会社への会社訪問、海洋研究開発機構JAMSTECへの見学が行われ、最後には、本学の教育研究施設である水圏科学フィールド教育研究センター館山ステーションでは、本学の国際交流サークルによる国際交流イベントも行われた。

学生達はチーム内で協力しあって準備を進め、全チームが無事にチームプレゼンテーションを終えた。その中からベストプレゼンターチームが表彰された。参加した学生からは、3カ国の学生が衣食住を共にしながら、海洋に関する諸問題をテーマに議論し、協力しあってプレゼンテーションをまとめるなど、大変に充実したプログラムであった等の感想が寄せられた。

【学生の体験談】

東京海洋大学 海洋工学部4年 Ms. Yuki Ishii

上海海洋大学  Environmental Science andEngineering (M1) Ms. Ying ZHU

韓国海洋大学校 Marine Bioscience (M2) Ms. Eun NA

【プログラムのしおり】

 Summer School 2019 Guidebook .pdf