English 国立大学法人東京海洋大学 大学院海洋科学技術研究科 応用生命科学専攻  English
学位・奨学金・履修方法について
 
学位の授与
課程修了の要件
博士後期課程に3年以上在学し、10単位以上を修得、かつ、必要な研究指導を受けた上、博士論文の審査及び最終試験に合格することが必要です。
学位の種類
博士(海洋科学)
学位審査の方法
学位論文の審査及び最終試験により行います。
 
奨学金について
日本学生支援機構(略称:JASS0)奨学金(2007.3現在)
  http://www.jasso.go.jp/
日本学生支援機構(旧 日本育英会)奨学金は、人物・学業ともに優れかつ健康であって、経済的理由により修学が困難であると認められる者に対し、選考のうえ学資の貸与を行っています。

1)奨学金の種類
 ・第一種奨学金:無利子の貸与です。
 ・第二種奨学金(きぼう21プラン):有利子の貸与です。

2)貸与月額と貸与期間
 ・貸与月額(博士後期課程1年生の場合)
  第一種奨学金:122,000円
  第二種奨学金(きぼう21プラン):
  50,000円、80,000円、100,000円、130,000円の中から希望額を選択

貸与期間

貸与開始の年月から卒業又は修了予定の最短年月までの期間です。
学部を卒業して引き続き水産専攻科及び乗船実習科へ入学する場合は「貸与期間延長願」を提出して、延長することもできます。

 


※このほかにも、地方公共団体や民間奨学団体の奨学金もあります。

 
履修について
1.指導教員
(1)博士後期課程へ進学又は入学の際、学生ごとに指導教員を定めてください。

(2)指導教員のうち1人を主指導教員とし、他の指導教員を副指導教員
   (2人以上)とします。

(3)指導教員は、学位論文の作成指導等の担当から、休退学の承認まで、在学中の学修に関するすべての面について学生を指導する教員です。
2.授業科目
博士後期課程における授業科目及び単位数については、大学院シラバスを参照してください。
3.履修の基準
(1)履修基準
所属専攻分野の講義又は演習・実験4単位、専攻分野合同セミナー2単位及び特別研究4単位の計10単位以上を修得しなければなりません。
なお、指導教員が必要と認めたときは、2単位を限度として、他専攻の授業科目を履修することができます。

(2)主指導教員の承認を得て、他大学院の授業科目を履修することができます。
なお、修得した単位は、2単位まで修了に必要な単位とすることが出来ます。

(3)願い出により、入学前に他の大学院において授業科目を履修し修得した単位を本学の授業科目の履修により修得したものとして認定することができます。なお、認定した単位は、2単位まで修了に必要な単位とすることができます。
4.履修手続

(1)学生は、特別研究計画を作成し、主指導教員及び授業科目担当教員の了承を得て、学年の始めに届け出なければなりません。
提出の方法は、次のとおりです。

   1.提出書類 履修計画書及び特別研究計画書
         (いずれも本学所定の用紙)
   2.提出場所 教務課または越中島地区事務室の大学院担当係
   3.提出期限 授業開始日から2週間以内

(2)履修科目の申請について
授業料日の決定にあたっては、自分の研究テーマ、学修目的をよく検討したうえで、3年間を通じての計画を立ててください。特に、博士論文の題目及び研究内容・方法については指導教員と十分に相談し、その目的に則して履修計画を作成したうえで授業科目を決定してください。
なお、平成16年度から学内のパソコンを利用して履修登録を行なうようになりました。登録期間等の詳細については、掲示等によりお知らせしますので、間違いのないように十分に注意してください。

(3)病気、休学等やむを得ない事情により、定められた期間中に提出できなかった場合には、教務課または越中島地区事務室の大学院担当係の指示を受けてください。

5.試 験
試験は、毎学期若しくは学年末に行う試験(口頭又は筆記)又は研究報告により行う。授業料目によっては、レポートを提出させ試験に代えることがあります。この場合は、授業科目担当教員の指示に従ってください。

(1)成績の評価
授業料日の成績は、優、良、可、不可の評語により評価し、優、良、可を合格とし、その授業科目の単位を与えられます。なお、既に修得した単位の取消し及び成績の更新はできません。

(2)評語の区分 成績評価の評語の区分は、次のとおりです。

    優 (100点〜80点)
    良 (79点〜70点)
    可 (69点〜60点)
    不可(59点以下)

(3)成績の通知
   履修科目の単位認定の結果は、学年又は学期始めの期日に交付します。


昼夜開講制について
博士前期課程及び博士後期課程においては、大学院設置基準第14条の規定による教育方法の特例として昼夜開講制を実施して、社会人が大学院の教育を受け、教育研究及び実践上の指導的役割を果たし得る学識と能力を培う機会をより多く得ることができるように便宜を図っています。その概要は以下のとおりです。
標準修業年限のうち、昼間及び特例による授業時間に開設する授業科目から、課程修了に必要な単位を修得します。ただし、社会人学生の勤務条件や授業内容によっては、授業担当教員及び指導教員の十分な配慮のもとで、授業時間をその他の時間帯(夏期・冬期休業期間等)に設定することがあります。履修計画は指導教員の指導のもとに個々に柔軟な学習形態で作成することができます。
特例による授業時間は、次のとおりです。

6時限 18時〜19時30分
7時限 19時40分〜21時10分


連携大学院方式について
連携大学院方式とは、大学院教育の一層の充実と大学院生の資質向上を図るため、研究所等と連携して、大学院生に対する教育研究指導等を行うことです。この分野を志望した大学院生は、主として当該研究所において、本学の教員に併任された研究者により、教育研究指導等を受けることになります。
なお、連携講座は、博士後期課程では、応用生命科学専攻の応用生物科学、ゲノム科学、応用環境システム学専攻の環境保全システム学、海洋探査・利用工学、海上安全テクノロジーの各専攻分野に配置されています。


国際海洋科学技術専門実践コース
本コースは、大学院海洋科学技術研究科の人的・知的資源を活用し、現在、地球的規模で生じている海洋に関する諸問題の解決を目指して、関連諸科学、技術について、理学的、工学的、農学的、社会科学的、学際的視点から考究し、新たな教育研究分野を創出し、それらを人材養成の中核に据えるものです。
我が国唯一の海洋に関する教育研究拠点として、教育研究分野に共通する「海洋科学技術」をキーワードに、時代や社会の変化に機動的に対応でき、総合的、学際的かつ先端的な教育研究指導を行うこととし、応用生命科学関連研究として応用生物科学、食品機能利用学、ゲノム科学、先端魚類防疫学、応用微生物学、ヘルスフード科学などの分野、応用環境システム学関連研究分野として海洋環境学、環境保全システム学、海洋利用システム学、ロジスティクス、海洋機械システム学、産業政策文化学などの各分野について国際的に活躍できる専門科学者及び研究者、技術者の実践的教育研究を英語により行います。