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平成28年度文部科学省「大学の世界展開力強化事業」 『「日中韓版エラスムス」を基礎とした海洋における国際協働教育プログラム」』 第7回OQEANOUS協議会を開催

news 2018.11.28

 平成30年11月19日に本学で、第7回OQEANOUS協議会が、本学から本事業の実施責任者である舞田大学院海洋科学技術研究科副研究科長、胡教授、渡部大輔准教授ほか5名の職員、また韓国海洋大学校からHuh Cheol教授ほか2名の職員、上海海洋大学からZhong Junsheng教授ほか3名の教職員の出席のもとで開催されました。

 本協議会は、平成28年度文部科学省「大学の世界展開力強化事業」に採択された本学と上海海洋大学、韓国海洋大学校による『「日中韓版エラスムス」を基礎とした海洋における国際協働教育プログラム」』(通称「OQEANOUS」※)の運営等について協議を行うために設置され、これまで平成29年1月から平成30年4月の間に6回開催されました。

 今回の協議会では、本年12月に上海海洋大学で行われるモニタリング*の現地調査や、今年度中に実施予定の外部評価委員の招へい、また来年度本学にて行われるサマースクールについて情報共有を行いました。さらに、ダブルディグリープログラム修了予定の学生の学位授与に向けて、各大学における論文審査スケジュールや内容について意見交換を行うなど、今後の本事業の具体的取り組みと課題について活発な議論がなされました。

 第8回のOQEANOUS協議会は来年3月中旬に上海海洋大学で開催される予定です。

※OQEANOUS =オケアヌス、Oversea Quality-assured Education in Asian Nations for Ocean University Studentsの略。オケアヌスOceanusとはギリシャ神話に登場する海神。

* 2010年3月に発足した3か国の質保証機関「日中韓質保証機関協議会」(日本:大学評価・学位授与機構(現在、大学改革支援・学位授与機構)、中国:中国教育部高等教育教学評価センター、韓国:韓国大学教育協議会を構成メンバーとする)は、「キャンパス・アジア」パイロットプログラムを質保証の側面から支えるためにモニタリングを実施することとなっています(https://www.niad.ac.jp/n_kokusai/campusasia/concept.html)。この度、「OQEANOUS」事業についても、中国教育部高等教育教学評価センターが中心となって、上海海洋大学でモニタリングを受けることとなります。

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