REPORT留学生リポート

上海海洋大学への海外短期派遣研修(平成29年3月)

短期派遣 2017.06.21

平成29年3月20日~23日、上海海洋大学にてOQEANOUS短期派遣2017が行われました。8名の学部3~4年生が本学より派遣され、上海海洋大学校の学内や研究室見学、体験等に参加しました。

【学生の体験記】


1. 海洋環境学科・U3・Female

・学食で英語が通じなかった。

・想像以上にTUMSATとSHOUの大学間の繋がりが強いと感じた。

・大学の規模も大きく、建物も立派でとても魅力的だと思った。

・実験室が散乱した状態でいつも混入がないようきれいな環境で実験を行えるようにと習っていたので戸惑った。

・SHOUの学生は熱心で優しく、少し留学してみたいと思った。

・主要なSNSが使えない、中国語が全く聞き取れないことが困った。


2. 海洋環境学科・U3・Female

・自分の専攻にこだわってはいけないということに共感した。

・他の分野に挑戦してみるのもよいと実感した。

・SHOUの同世代の学生と交流する機会を作って頂き嬉しかった。

・今まで考えていなかったSHOUへの留学に行ってみたいという気持ちが強くなった。

・設備が充実して、研究する環境が整っていると感じた。

・中国政府から経済的援助をしていただけると伺い、経済的な心配をせずに自分のやりたいことができるという点に惹かれた。

・何より幅広い分野から選ぶことができるというのに大変魅力的であると思った。


3. 海洋環境学科・U4・Male

・SHOUの環境がどういったものなのか分かり、ここに留学するイメージが少しずつ湧いた。

・勉強に集中できる環境が整っていると思った。

・今回の研修は非常に楽しかった。


4. 海洋電子機械工学科・U3・Male

・自分の専門分野であったこと、電子工作が得意な学生がいたこともあり専門的な内容であったがスムーズに実験することができた。

・現地の学生や教員が分かりやすく教えてくれるため、語学に関しては困ることはなかったため、見識を広げるためにも興味のある学生は参加することを強く勧める。

・実験設備や機材が豊富であり、学習環境が非常に充実している。

・都心からは離れた場所であるものの大学校内またはその周辺で日常生活に必要な物が揃うため困ることは少ない。

・食堂では英語が併記されていれば料理の内容も想像でき注文できるが、全部中国語で大変だった。


5. 海洋電子機械工学科・U3・Male

・学生の多さ、キャンパスの広さ、大学の規模に驚いた。

・日本だけでなく、アメリカ・ベトナム・バングラデシュ・韓国など様々な国から留学生が来ていることが分かった。

・電子工学分野の研究設備はTUMSATより充実していると感じた。

・指導教員とは英語ではなかったが専門用語が通じるため話が合い、最終的には詳細な資料や連絡先まで教えて頂き感激した。

・日本語が話せる先生、学生が多いことに非常に印象に残った。

・来る前は日本人に対して良くしてくれるか不安だったが、話してみるととても友好的で嬉しかった。

・ホストスチューデントとしてSHOUの学生をサポートさせて頂きたい。

・SHOUで取得した単位をTUMSATで取得した単位と同等として認めてもらえることが魅力的だ。

・専攻である電気電子分野の設備はTUMSATよりSHOUの方が充実しており、SHOUの設備で修士論文研究を行いたいと思う。

・英語だけでなく、中国語も学べるということが魅力的。


6. 食品生産科学科・U3・Male

・中国語・中国伝統茶道の両方を学習させて頂き、身近に中国を感じることが出来た。

・広大なキャンパスや豊かな施設は様々な学部・学科の生徒間の交流を可能にし、とても良い影響を学生に与えているように感じた。

・実験の研修では、TUMSATで学習済みだったので大まかな流れの理解は早かった。 

・中国の歴史やスケールの大きさを実感させられた。

・英語は便利ではあるが、大学を出ればなかなか通じないことが多く、食堂では注文が思うようにできなかった。

・英語に加えて、中国語の学習意欲を大いに増したことは良い点であった。

・実験内容の充実と中国語を学習する機会が派遣前にあるとより良い派遣研修になるのではないかと思った。


7. 海洋生物資源学科・U4・Female

・SHOUの学生は非常に話しやすかった。

・共有する漢字や今まで日本で学んできた内容が実験を理解する上で活かされた。

・研究対象となっている魚がTUMSATと大きく異なっていることを肌で感じた。

・単なる語学留学ではなく、自分の興味のある分野を学ぶことができるのは非常に魅力的である。

・自分が思っていた以上に英語が通じないと感じた。

・英語を話すことのできる人のサポートがないと留学直後の生活が難しいように思えた。


8. 海洋システム工学科・U4・Male

・大学の規模の大きさに衝撃を受けた。

・SHOUの学生は、非常にフレンドリーで優しく、自分の先入観で持っていた中国のイメージと違い、とても楽しく安心した研修を送ることができた。

・非常に高価な実験器具などが置いてあり、様々な研究などにも対応できることが確認できた。

・中国文化を知る機会を作って頂き、非常に良かった。

・若干、日本よりも研究室の散らかり具合が目立って、十分な研究成果・結果を挙げられるのか、少し疑問に思った。

・LINEやGmailなどの連絡手段が利用できない点に関しては、不便であり、留学などを考えた場合、心配な点であると思う。

・PM2.5などの環境面に関しても、留学などを考えると心配な点である。