海洋環境科学

海洋環境科学について

海洋に生息・生育する微生物から魚類・無脊椎動物・大型動物や藻類までを対象とした分類、分布、生活史、形態、生理生態学特性について、また被食・捕食、共生などの生物間の相互関係、個体群や生態系の動態と環境との関係について教育・研究を行います。さらに、海洋(水圏環境)の物質について、海洋環境の保全や海洋の有効利用に関する教育・研究を行います。

地球規模からミクロな規模までの様々な時空間スケールで発生する海洋物理現象を観測・実験・解析を通して正しく把握し、海洋循環モデルや生態系モデルを構築するとともに、その根幹を成す物理・生物環境変動機構の解明を目的とした教育・研究を行います。

これら教育・研究を通して、先端技術を応用した海洋計測システムやそこから得られる多様な情報を処理する方法など、海洋環境動態の解明と予測に不可欠な事項に関する知識や技術、ならびに海洋の有効利用や海洋生態系の保全・生物多様性の維持のための方策を提示できる知識と技術を身につけます。

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